海岸近くにお住まいの方にとって、地震発生後最も怖いのが津波。
津波から逃げて命を守るため、逃げるかどうかの判断、何を持ってどこから逃げたら良いのか普段から心がけるべきことについて解説します。
津波から逃げて命を守るため、逃げるかどうかの判断、何を持ってどこから逃げたら良いのか普段から心がけるべきことについて解説します。
海中の比較的浅い場所で大きな地震が起こることにより、海底が歪んで起こるのが津波です。
津波の起こる深さは80kmまでで、地震の大きさは経験的にマグニチュード6,5以上と気象台の公式サイトでは記されています。
ここで大事なのが、津波が来そうか否かはあくまで「震度」ではなく「マグニチュード」で判断する事です。
沖合の中途半端に深い場所で地震が起こると、マグニチュードが大きいのに地上の震度がそんなに大きくないため体感では揺れがそれほどでもない、ということがよくあります。
明治の三陸地震では、地上の震度は大きくて3程度でしたがマグニチュードは7でしたので津波の害が大きくなりました。
ですから、地震が来たときはまず震度だけでなくマグニチュードを確認することが大事です。
海岸の地区でM6以上でしたら警報が出る前にすぐ避難の準備を始めましょう。
津波の起こる深さは80kmまでで、地震の大きさは経験的にマグニチュード6,5以上と気象台の公式サイトでは記されています。
ここで大事なのが、津波が来そうか否かはあくまで「震度」ではなく「マグニチュード」で判断する事です。
沖合の中途半端に深い場所で地震が起こると、マグニチュードが大きいのに地上の震度がそんなに大きくないため体感では揺れがそれほどでもない、ということがよくあります。
明治の三陸地震では、地上の震度は大きくて3程度でしたがマグニチュードは7でしたので津波の害が大きくなりました。
ですから、地震が来たときはまず震度だけでなくマグニチュードを確認することが大事です。
海岸の地区でM6以上でしたら警報が出る前にすぐ避難の準備を始めましょう。
「津波の心配はありません」とアナウンスされたら一安心ですが、余震もありますので気を抜かず、避難セットはすぐ持って出られる手近に置きましょう。
スマホは充電し続けておきましょう。
スマホは充電し続けておきましょう。
気象庁は地震から概ね3分以内に津波警報を出します。
避難の時はとにかくあれこれ持って行こうとせず、必要最小限のものにしましょう。
そのためには、普段から非常用避難袋に要るものをひとまとめにしておくことが大事です。
財布や通帳はとにかくすぐ手近で取り出せる分だけで良いです。
ノートPCは2kg以上の重いものを持っていると走れませんのであきらめて、軽いタブレットかスマホ程度にしておきましょう。
あとは可能なら家のブレーカーを切って、とにかく早く、1mでも海岸から離れた高い場所へ行く事です。
そのためには、普段から非常用避難袋に要るものをひとまとめにしておくことが大事です。
避難ルートが坂道や山道を駆け上るしかないおうちでは、避難袋はポーチ〜リュックサイズにとどめましょう。
何もないときでも時々練習して、避難袋を持って坂道を走れるようにしておきましょう。
財布や通帳はとにかくすぐ手近で取り出せる分だけで良いです。
ノートPCは2kg以上の重いものを持っていると走れませんのであきらめて、軽いタブレットかスマホ程度にしておきましょう。
外付けのポータブルHDDかSSDも1個か2個、軽くて小さくすぐ手に取れるぶんだけにしましょう。
あとは可能なら家のブレーカーを切って、とにかく早く、1mでも海岸から離れた高い場所へ行く事です。
とにかく1mでも高い場所へ逃げましょう。
津波の避難は「遠い場所より高い場所」がまず優先です。
津波の被害が過去にあった地域では、自治会などで高台の避難場所が指定されて逃げるルートで訓練が定期的に行われます。
必ず地域の避難訓練には参加するようにしましょう。
間に合わない時は、鉄筋コンクリートの建物の3F以上に階段を上って逃げましょう。
木造や軽量鉄骨の建物では津波には全く太刀打ちできません。
津波の被害が過去にあった地域では、自治会などで高台の避難場所が指定されて逃げるルートで訓練が定期的に行われます。
必ず地域の避難訓練には参加するようにしましょう。
間に合わない時は、鉄筋コンクリートの建物の3F以上に階段を上って逃げましょう。
津波が特に大きい時は3Fでも厳しいことがありますので、鉄筋コンクリートの建物ならば1つでも上の階を目指しましょう。
ビジネスホテルやオフィスビルの中には、津波警報が出た際に避難場所として解放されるところもありますので、普段から調べておきましょう。
大阪市も、高層ビルで「津波避難ビル」として登録されているところがあります。
普段からどこに避難ビルがあるかよく覚えておき、時々家や通勤通学先からの避難ルートを確認しておきましょう。
木造や軽量鉄骨の建物では津波には全く太刀打ちできません。
津波の威力で壁も柱も破られますので、木造や軽量鉄骨ビルには立ち入らないようにしましょう。
避難するとき、車で逃げようとする人で大渋滞になってしまう危険性もあります。
にげてにげて つなみがくるよ! - 地震・津波避難訓練 - (もしもにそなえる 防災かみしばい)
とはいえ、自力で歩けない人がいると車を使わざるを得ない場合もあるので判断の難しいところ。
自分の脚で歩けて走れる人は車を使わないようにすることで、多少なりとも混雑をましにできます。
10分走ればかなり遠くまで、高い場所まで逃げられますから、安心な高台に逃げるまでは1分1秒無駄にせず自分の脚でとにかく走りましょう。
10分走ればかなり遠くまで、高い場所まで逃げられますから、安心な高台に逃げるまでは1分1秒無駄にせず自分の脚でとにかく走りましょう。
にげてにげて つなみがくるよ! - 地震・津波避難訓練 - (もしもにそなえる 防災かみしばい)
津波警報が出ている間はもちろんですが、注意報も解除されるまでは戻らないようにしましょう。
最初注意報だったのに後で警報に変わる事もあるからです。
「もう波はこないんじゃない?」と思っても、自分のいるところから見えない場所に津波がいることもあります。
素人判断はせず、あくまで注意報解除を待ちましょう。
最初注意報だったのに後で警報に変わる事もあるからです。
「もう波はこないんじゃない?」と思っても、自分のいるところから見えない場所に津波がいることもあります。
素人判断はせず、あくまで注意報解除を待ちましょう。
警報や注意報が全部解除されたら戻りましょう。