被災地のノロウイルス対策は?
ノロウイルス感染症とは何か
ノロウイルスとは、胃腸の症状を引き起こすウイルスです。
感染者の糞便や嘔吐物の飛沫などから感染し、下痢や嘔吐を引き起こします。
体力のある成人なら命に関わる事はあまりありませんが、それでも3〜4日ほどは激しい嘔吐と悪寒で苦しく、精神的につらい病気でもあります。
ワクチンや特定の治療薬はありませんので、水分をとり(場合によっては輸液なども受けます)安静にする対症療法しかありません。
感染者の糞便や嘔吐物の飛沫などから感染し、下痢や嘔吐を引き起こします。
体力のある成人なら命に関わる事はあまりありませんが、それでも3〜4日ほどは激しい嘔吐と悪寒で苦しく、精神的につらい病気でもあります。
ワクチンや特定の治療薬はありませんので、水分をとり(場合によっては輸液なども受けます)安静にする対症療法しかありません。
体力が落ちていると重症化する危険があります。
被災地では何故ノロウイルスが怖いか
ノロウイルスは患者の糞便が感染源のひとつですが、被災地で水道が止まりトイレ等が流せない状況となると、排泄物を処理するときに困ります。
また水害などですと、トイレなどについていたウイルスが流れ出てしまいます。
不衛生になりやすい環境では、ただでさえノロウイルスが繁殖し易くなります。
そこへ避難生活で体力が落ちている人が多いので、ますます重症化や感染拡大のリスクがあるのです。
お年寄りや持病を持つ方、赤ちゃんには場合によっては命にかかわります。
また水害などですと、トイレなどについていたウイルスが流れ出てしまいます。
不衛生になりやすい環境では、ただでさえノロウイルスが繁殖し易くなります。
そこへ避難生活で体力が落ちている人が多いので、ますます重症化や感染拡大のリスクがあるのです。
お年寄りや持病を持つ方、赤ちゃんには場合によっては命にかかわります。
被災地でのノロウイルスを防ぐには
まず一番大事な事は、衛生状態をよくすることです。
排泄物を簡易トイレなどで処理する時にはなるべく素手で直接触れないようにし、簡易トイレの始末等を行った後には必ず消毒液で手を消毒しましょう。
排泄物を簡易トイレなどで処理する時にはなるべく素手で直接触れないようにし、簡易トイレの始末等を行った後には必ず消毒液で手を消毒しましょう。
吐いたものや排泄物がこぼれてしまった場所への消毒として、次亜塩素酸系の消毒薬を備蓄しておくことが大事です。
また、断水で十分手が洗えない場合でも、食事の前後やトイレ掃除の際には手指の消毒液でこまめに消毒する事が大事です、
このことから、自治体や企業等の備蓄用品には手指消毒用の消毒液を多めに持っておく事をおすすめします。
このことから、自治体や企業等の備蓄用品には手指消毒用の消毒液を多めに持っておく事をおすすめします。