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被災地でこわい破傷風に備えよう

災害が発生すると様々な感染症の危険がありますが、特に警戒する必要のある病気のひとつが破傷風です。

破傷風とはどのような病気なのか、またどうやったら防げるかについて解説します。

破傷風とはどんな病気?

これは「破傷風菌」という細菌により引き起こされる感染症です。
破傷風菌は嫌気性菌のひとつで、土壌の浅いところに棲息しています。

この菌が体内に入って増殖すると毒素を出し、体に様々な症状を引き起こします。
最初は体が妙に突っ張ったりしますが、重くなるとけいれんを起こしたりし、最悪呼吸困難で命に関わる事もあります。

衛生状態のよくなかった昔は発生率が高く、年間数千人の発病もありました。
現代は清潔が保ちやすい環境になりましたのでかなり減りましたが、なくなってはいません。

破傷風の防止に

まず大事なのは、菌がどこにあるかわからない泥を素手で触らないことです。

水害の時、泥かき作業の時には必ずゴムかビニールの手袋をはめましょう。
布の軍手では防ぎきれませんが、素手よりもマシです。


被災地でなぜ破傷風が怖いのか

それでは、何故災害のたびに破傷風に関する注意がアナウンスされるのでしょうか。

破傷風菌は土から体内に入る事で起こりえますから、普段の生活ですと土弄りなどをしたあと十分に手を洗わない事で感染する危険があります。

被災地ですと、倒壊した建物の瓦礫などがそこら中にあります。

片付けの時に飛び出た古い釘などをうっかり踏んでしまったり、泥まみれになってささくれ立ったりしている木で体を傷つけてしまう可能性もあります。

倒壊した自宅の後片付けや、災害ボランティアや解体作業にあたっている作業員さんにもこのような危険があります。

また、洪水や津波に飲み込まれたとき、土壌の中にある破傷風菌やレジオネラ菌がたっぷり溶け出した水を飲み込んでしまうこともあります。

こうした事故により、破傷風菌が体内に入ってしまう危険が被災地では多いのです。

さらに被災地だと断水により、こまめに手を洗えないことも多いです。
普通より破傷風のリスクは高いと言えます。



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破傷風の予防にはワクチン

破傷風はワクチンがあります。

このワクチンは小さい頃に皆がうつ「三種混合」の中に入っていますが、ずっと長持ちするわけではなく10年前後で免疫がきれると言われています。

ですから、災害ボランティアを行いたい人は行く前に地元のクリニックで打ち直してもらうことをおすすめします。
特にワクチンをいつ打ったか記憶の定かでない人は打ってもらいましょう。

また、瓦礫の後片付けなどの際にはなるべく素手やサンダル履きは避け、手袋と底が丈夫な作業用の靴を履きましょう。

作業終了後には消毒液で消毒しましょう。



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